2018年6月13日水曜日

小学生時代の記憶


私は、小学生時代のあらゆることを、やけに鮮明に覚えています。ハンドベースをする時のチーム決めの取り合いっこでだいたい真ん中ぐらいで選ばれていただとか、「お前あの子が好きなんやろ~」と友達をからかい続けたら大げんかになっただとか、学校からの帰り道はずっと塾をさぼる理由を考えていただとか… 小学校の取材を続けている時に、ふとそんなことを思い出し、まわりの人たちに話すと、「そうそう、私も結構覚えている」という反応が返ってきました。

そんな小学生時代に、地元の歴史や文化に触れることは、後々の愛着につながる大切な教育だと今回の取材で感じました。先月30日に放送した番組『まなび舎』では、志摩市阿児町にあった安乗小学校の閉校とそこにある伝統芸能「安乗の人形芝居」を中心に取り上げ、地元と学校の結びつきについて表現しました。地域の中心にいつもあった学校が無くなる。そのことの重大さを、地元の人たちの表情や言葉の端々から感じ取っていただけていれば幸いです。

今後は、少子高齢化の加速に伴い、ますます学校の数は減っていくことが予想されます。これからもこのテーマの取材を続け、学校の消滅という地域衰退への第一歩を踏み出してしまった地域の人たちが、そこにどのように抗っていくのかを見つめていきたいと思っています。