2018年12月20日木曜日

デスク席から(52)「語り継ぐ四日市公害」

「わかってほしいから伝えるんだ」「尚子を犬死にさせたくない、忘れさせたくない」…四日市公害による被害者の言葉です。

前者は、四日市公害裁判の原告の中で唯一“語り部活動”を続けている野田之一さん(87歳)、後者は、娘をぜんそくによる発作で亡くした谷田輝子さん(84歳)。高度経済成長の陰で犠牲になった人たちの思いを伝えています。

私は大阪に住んでいた幼少時代、小児ぜんそくでした。父親の転勤の関係で、小学校入学を機に三重県の伊賀に引越し、それから病気は治っています。今は苦しんだことも定かには覚えていません。

しかし、四日市地域では多くの方が長年にわたって息苦しい日々を送り、ある人は命を落とし、ある人は大切な家族をなくしました。「四日市ぜんそく」という言葉を聞くと、とても他人事とは思えないのです。私は伊賀に来て救われましたが、同じ三重県内で、しかも同世代で亡くなった人がいる…。

そんな歴史を忘れないでほしいという思いで取り組んだのが、Yahoo!ニュース 特集さんとの共同企画「深層クローズアップ」です。

動画と文章、写真で構成したもので、ハンセン病問題をテーマにした特集に続いての第二弾になります。

どうぞご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/feature/1171