2019年が始まりました。
三重テレビニュースウィズでは、様々な分野で活躍している人たちの、2019年、今年にかける思いを伺い、放送させていただきました。
その中の一人、三重県のヘルプマーク普及大使として活動している小﨑麻莉絵さん。
ヘルプマークは、外見からは分かりづらい身体の内部の病気や障がいなどを抱える人たちが、周囲に支援や配慮が必要なことを知らせるマークです。
小﨑さん自身も血液が正常に作られなくなる骨髄異形成症候群という病と闘っています。現在、35歳の小﨑さんは、余命5年の宣告を受け、今年の8月、その余命宣告から5年を迎えます。小﨑さんは今年を「自分の中のメドをこえる年」と位置付け、「人生の中で出会う人たちを大切に、6年目、7年目を迎えていきたい」と話します。
そして、ヘルプマークの普及にさらに力を入れていきたいと話す小﨑さんはヘルプマークについて、こう語ります。「このマークは、助けてもらう方と助ける方の両方の思いが優しくて初めて成立する。助けてもらって当たり前でもいけないし、助ける方も手助けが誰かの幸せに繋がっていると思って、優しい気持ちで助けてほしい」と。