2020年1月9日木曜日

デスク席から(62)「番組につまった参加者の思い」

新年あけましておめでとうございます。
今年も、三重テレビ放送の番組や事業をよろしくお願いいたします。
それから、年末に登場したエムっとくん・ビっとちゃんのスタンプも可愛がってあげて下さい!

さて、年末年始に進めてきた編集が、やっとひと段落しました。
番組名は「虹のむこうには」。
昨年10月に三重県やハンセン病問題を共に考える会が実施した「ハンセン病療養所フィールドワーク」に密着した番組です。
ふたつのハンセン病療養所がある岡山県の長島を約30人の県民がバスで訪ね、隔離政策の爪痕を見たり、三重県出身の入所者と交流した様子を取材しました。
入所する子供どもが親と別れた患者桟橋や、すべてのものが取り上げられ「一生故郷に帰れない」と自覚した回春寮(収容所)を見た参加者の皆さん・・・感じることが多かったようです。
また、長島愛生園と邑久光明園で暮らす私たちの“大先輩”からも苦難の体験や故郷への思いを聞きました。
そして、待ちに待った“初対面”の場面も。

詳しくは番組をご覧頂きたいと思いますが、この番組は、これまでのドキュメンタリーとは少し趣が違っています。
それは、県民の皆さんに作り上げてもらったということ。
インタビューはもとより、熱心に書いて下さった感想文も少なからず使わせていただき、参加した皆さんの思いがつまった番組になったと信じています。
感想文を拝見し、私自身も大変勉強になりました。
報道特別番組「虹のむこうには~市民が向き合った“ハンセン病”~」は、1月11日(土)の夜8時25分から放送です。
なお、この番組は、三重県医療保健部の方で(貸出を念頭に)DVD化も予定しています。

 
ハンセン病療養所フィールドワークより